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2024/12/25
経営

法人保険営業から経営者への視点転換

営業時代と経営者視点の違い

かつて法人保険の営業に従事していた経験から、経営者としての立場に移行した今、財務戦略に対する認識が大きく変化しました。

税効果の再考

営業時代には、一括経費計上による即時の税負担軽減効果を強調し、契約獲得に注力していました。しかし、経営者の視点から見ると、単なる課税の繰延べには実質的な意義が乏しいことが明確になりました。

キャッシュフロー管理の重要性

決算期直前の保険料支払いは、確かに一時的な課税繰延効果をもたらします。しかし、同時に以下のリスクが生じます。

 ・ 手元流動性の低下 ・・・ 事業運営に必要な資金を圧迫する
 ・ 将来の課税負担 ・・・ 解約時に累積した利益に対する課税が発生し、長期的には税負担の先送りに過ぎない

財務戦略の本質

経営者として真に重要なのは、以下の要素です。

 ・ 手元流動性の確保と向上
 ・ 財務内容の改善
 ・ 利益剰余金の蓄積
 ・ 銀行融資を獲得しやすい財務体質の構築

これらは、企業の持続的成長と安定性に直接寄与します。

結論

法人保険は単なる節税ツールではなく、総合的な財務戦略の一部として慎重に検討されるべきです。経営者は、キャッシュフロー管理、財務内容の改善、そして長期的な企業価値の向上に焦点を当てた意思決定を行うことが重要です。